2020年2月21日リライト
今だからわかる糖尿病の症状
糖尿病には症状がないといわれますが、そんなことはありません。
私の体験から、前兆のような症状がありました。
健康診断で血糖値が高いことがわかって指摘される。
私も体験談に書いてあるようにその通りでした。
実際、糖尿病は検査などで分かることがほとんどなのです
しかしそのサインは確実に出ています。
私の場合は喉の違和感でした。結局、自律神経の異常だったことが後になって分かったのですが、
自律神経の異常自体が糖尿病から由来していた症状でした。
糖尿病が発覚してから過去を振り返ってみると、
そういえばそういうことがあったという漠然とした症状があるものです。
その症状をご紹介することで少しでも早く糖尿病の発見につながればとその体験をもとにご紹介していきます。
また当サイトにいただいた体験者の方々の糖尿病が発覚した症状も大変参考になりますので合わせてご紹介します。
まず、私の糖尿病が発覚したきっかけからご紹介します。
当時は若さもあってかなり暴飲暴食を重ねておりました。
その上、事務職とあって体を動かすことがあまりありません。
もともと運動が嫌いで、ゴルフや草野球、ジョギングなどもやったことがありませんでした。
ですから、これはそのうち大病するのかなという予感のようなものは常に持っていました。
そんなある日、ふと喉が詰まったような違和感があることに気が付きました。
それがひと月も続いたのです。
さすがに「これはヤバいな」と感じやっと重い腰を上げて病院に行きました。
それからのいきさつは糖尿病体験記に詳しく書いてありますのでそちらをお読みください。
結局のところのどのつまりは糖尿病による自律神経の不調からくるものだったのです。
しかし、おかげで糖尿病が発覚し治療ができて今日に至っております。
そのほかの方々の体験談をみてもだいたいそんな症状で糖尿病が分かることが多いみたいです。
当サイトにいただいた糖尿病体験者様からのメール
ここでは当サイトを見て共感してくださった同じ糖尿病を抱える方からのメールをご紹介いたします。
糖尿病の症状、経過、治療等とても参考になる体験が満載です。
44歳自営業糖尿病歴10年の方の糖尿病体験
兵庫県Tさま
はじめまして。Tと申します。44歳自営業です。
私も10年来の糖尿病です。
ネットで糖尿を調べると、食事制限とか一生治らないとか、
辛く悲観的な文言が並んでいて、すっかり凹みながら、
鈴木オートさんのHPに辿り着きました。
鈴木オートさんとは年齢も近く、同じ自営のデスクワーク、
酒飲みで不摂生で運動嫌いなところも似ています。
数値は私の方が随分軽めですが(HbA1cは長年6.3あたり)、
放っておけば、鈴木オートさんと同じ道を歩むことになっていたと思います。
HPはご自身の体験や数値を具体的に示してくれていて、
分かり易く、とても身近に感じられました。
そしてすっかり克服されたことに、凹んでいた私はとても勇気づけられ、
闇の中に一筋の光明を見た思いで、私も頑張ってみようと思いました。
1月下旬から、軽めの食事と、毎晩30分のジョギング、
それと、これが一番辛かったのですが、どうせならと思い、断酒しました。
そして半年。
体重(79→72)、ウエスト(98→86)、体脂肪率(27→19)、と一回りスリムになり、
先日検診に行ってきました。
その結果、HbA1c(6.3→5.7)、中性脂肪(372→140)、など、
全ての数値が正常範囲内になっていました!!
これも最初に勇気をくれた鈴木オートさんのお陰だと思っています。
この度は一言お礼が言いたくて、メールさせていただきました。
本当にありがとうございました。
これからは、この状態を維持するのが大変だという、
鈴木オートさんのお言葉を忘れず、頑張っていきます。
酒は、、、私も週一ぐらいは飲もうかと思います。
今後もお元気でお過ごしください。
本当に本当にありがとうございました。
管理人より: Tさま、メールありがとうございました。そうですよね、節制にもご褒美は大事です。自分で作るルールは自己責任ですから守らざるを得なくなります。自分に厳しく時に優しくいきましょう。
50歳会社員ひと月前に糖尿病診断された方
奈良県 Hさま(その1)
鈴木オート様
初めまして。奈良のHと申します。ネットで糖尿病体験記を読ませて
頂きました。とても勇気付けられたのでメールさせて頂きました。
私は50歳の会社員です。(鈴木オートさんと同じですね)先月
病院に行ったときに尿検査と血液検査をやり、「早く糖尿病治療しないと
大変なことになります」と脅かされ、治療を始めたところです。
医師からは「糖尿病は治りません。一生付き合っていく
覚悟が必要です。下手すると失明や人工透析になることもあります。」
といわれています。目の前が真っ暗になる感じがして、最近少々
滅入っていました。
そんなときに鈴木さんの体験記を偶然ネットで見つけて食い入るように
読みました。読んだら少し胸のつかえが取れてスッキリした感じになりました。
希望と勇気が湧いてきました。「やればなんとかなるのでは?」という
気になってきました。
現在は毎日の投薬と30分のウォーキングと少しだけ食事を減らしています。
鈴木さんの例を参考にしながらあせらず腐らず頑張ってみようと思います。
私の血糖値はこんな感じです。
1月 空腹時血糖値:244 a1c:10.0
2月 空腹時血糖値:184 a1c:9.4
勇気をくれた鈴木さん、有難うございます。とても励みになりました。
私も糖尿病から生還を目指します。
管理人より:Hさま私の体験談が他の方のお気持ちを楽にできたことに大変喜んでおります。
奈良県H様50歳会社員の方のその後
奈良県Hさま(その2)
鈴木オート様
こんにちは。奈良のHと申します。これで2回目のメールとなります。
1回目は2月ごろ私が糖尿病の治療を始めてモンモンしていた頃に
出しました。
鈴木オートさんの体験談を参考に今年1月から糖尿病の改善を
していますが、最近は以下のように数値が良くなってきました。
嬉しくなって、鈴木オートさんにもお伝えしなきゃと思いメールしました。
月 空腹時血糖値 ヘモグロビンa1c
1月 245 10.0
5月 98 6.5
「糖尿病は完治しない」、「一生治療を続けなければならない」と聞い
ていたので何年間も辛い治療をしなければならないのかと思い、当時は
毎日暗い気持ちになっていました。
そんな中で唯一の希望は鈴木オートさんの体験談でした。真剣に治療すれば
1~2年以内に正常値に戻れるのではないかという期待を持ちました。
私の予定では2年くらいで正常値に近づく予定でしたが、5ヶ月の治療で
もう少しのところまで来ました。(ちょっと早すぎか?)
今年中に正常値に戻し、2種類飲んでいる薬を1種類に減らせないかな
と考えています。
希望を与えてもらい有難うございました。情報が大変参考になっています。
管理人より: すごく前向きに頑張られておられるのが数字でよく分かります。Hさまの体験も多くのこれから糖尿病の診断を受ける方々の勇気になることと思います。これからも頑張ってください
40歳会社員の方糖尿病診断から10年放置していた方の体験談
東京都 Kさま
どうも、わたしは今年11月で40歳になりますが、会社の健康診断で糖尿病と診断されてからほぼ10年もの間、治療も診察も受けていませんでした。
そのせいか昨年末から目が見えにくくなり、息も苦しく、目眩もひどくなりいよいよおかしいということで診察を受けにいったところ、「早く入院を!」と医師が青い顔で私に詰め寄ってきました測定した血糖値は256、HbA1cはなんと12.6もあり、このままでは間違いなく死ぬと言われ、大変なショックを受けたものです。足の親指も壊疽を起こしており、しかも痛みが全くなく我ながら気味悪く感じました。
担当していただいた医師の方と話し合い、入院はせず投薬と通院、1週間ごとの検診をうけるということで帰宅しましたが、帰宅してからの私はひどい絶望感と恐怖に苛まれました。独身の私は相談できる家族もおらず、また事情が事情ですので友人にも話せずに一人悶々と日々を過ごす毎日でした。
1週間後、診察を受けた私の血糖値は196、HbA1cは10,5に下がり、医師も「インスリンが出ていないわけではないですね」と、少し安心したようでした。
それから5ヶ月、2週間前に測った血糖値は86にまで下がり、Hba1cは5.6にまで落ちていました。「次からはもう少しゆるい薬に変えましょう。診察日もすこし長くしてね」とおっしゃっていただき、私自身も胸をなでおろすことができました。治療に入る前の私と現在の私、どちらも糖尿病という病を患っていることは変わりませんが、以前のままでしたら間違いなく死んでいたでしょう。なにせメガネをかけていてもものが霞んでまともに見えず、車の運転もまともにできなかったのですから。あのような状態はもう2度ともどりたくはありません。
本日こちらのサイトを拝見する機会に恵まれ、皆さんのメールを読ませていただき、なにか大変な励みをえたように感じました。今まで一人、誰にも話せず孤独と絶望、恐怖に震えていた私ですが、こんなものに負けてたまるかという気持ちが湧き上がってくるのを感じています。こちらのサイトに巡り会えたことを本当に感謝します。これからも糖尿病と戦っていきますので、みなさんも頑張ってください。またなにかありましたらお知らせさせていただきたいと思いますが、本日のところはこれでこれで、失礼させていただきます。それでは、また。
追伸 私も運動療法の一つとしてやっていますが、無酸素運動はやってはいけないという記事を見かけました。鉄アレイやエキスパンダー、腕立て伏せや腹筋などだそうです。でも筋力をつけるに越したことはないでしょうし、実際のところどうなのでしょうか?こんど医師に聞いてみるつもりです。
管理人より:体験メールありがとうございます。一人で闘病されておられるとの事、何かと大変だと思います。
これからも血糖値のコントロールを頑張ってください。無酸素運動の件ですが糖尿病の早い段階、つまり合併症の出ていない段階ではなんら差し支えはないと思います。しかしKさんのようにすでに神経障害や血管障害と思われる症状が出ている場合は無酸素運動による血圧の上昇がかえって災いを為すことも考えられるので主治医の先生と相談した上でメニューを考えた方がよいかと存じます。筋トレは無理にやらなくてもウォーキングでも筋肉は鍛えられます。あと急激に多くの運動をするのも危険を伴います。何事も変化はゆっくりと
が糖尿病治療のコツです。1キロ歩くのなら最初は50mから始めるとか、あせらずに頑張ってください。
52歳女性で糖尿病診断ひと月目の方
東京在住 S様
鈴木オート様
東京在住の52歳の女性です。サイトを拝見しました。
見事に糖尿病を克服されたのですね。
実は先月糖尿病がわかりまして只今ダイエットとエクササイズで治療中です
食事は腹7分目にして炭水化物を少なくタンパク質は大目に野菜は色の濃い野菜と薄い野菜
間食、甘い物、果物は当面禁止。おなかがすいて我慢できなかったら肉焼いて食べろ。
そこで玄米や全粒粉のパンと低GI値の食品を使った低インシュリンダイエットを始めました。
朝と昼は玄米100gまたは全粒粉のパン50g、夜は炭水化物抜きにしています。
運動は最低一日おきには30分以上歩く。と主治医に言われました。
私も鈴木様と同じくよく水を飲む、トイレの回数が増えた
何もしていないのに痩せた78Kgの体重が72kgになっていました
なんか疲れやすくてだるい。などの自覚症状が冬ころからあったのですが
根が能天気な私は気にも留めていませんでした。
本当に糖尿病は怖いですね。
12年前に乳がんの手術をしてその後の治療でホルモン抑制剤を使ったために
副作用で劇太り。健康診断のたびに「痩せなきゃだめです」と言われることに
嫌気を感じで5年ほど健康診断もサボっていました。
(今思うとバカな事をしたと大反省です)
判ったときは空腹時の血糖値が279 ヘモ値が9.4だったのですが
約一か月後空腹時の血糖値が127 ヘモ値が7.5に成りました。
最初は辛かった食事もすっかりと慣れて。運動も雨が降らない限りは毎日
最近は1時間で5km位楽に歩けるようになりました。
2週間前からは歩く前に自宅で軽い筋トレを10~15分しています。
おかげで体重が3.5Kg落ちて 中性脂肪とLDLコレステロールの値が基準値近くまで落ちました。
これらが落ちるとインスリンの効きが良くなってくるから今後の血糖値等の変化が楽しみです。
主治医によると「糖尿病は(2型に限りますが)本人の強い意志があれば絶対に治せる」そうです
「ただしその後も元のような乱れた生活を続けると再び高血糖なる」のだそうです。
「だから自分を律する鏡と思いなさい」と言われました。
鈴木様の克服記録を拝見すると本当に主治医の言うとおりだと思います。
食事と運動は糖尿を含めた生活習慣病に対する最大の良薬なのですね。
私も元来が臆病者なので5~10年先に目が見えなくなったり足がなくなったり死んでしまうのは嫌です
まだまだ先は長いのですが頑張ってゆこうと思っています。
楽しくてとても矯めになるサイトを拝見して勇気をいただきました。
なにか下らないことをダラダラと書き込んで申し訳ありませんでした。
今後も是非30代のbodyをkeepし続けてくださいね。
私も肉体改造頑張ります。
管理人より:Sさま体験談ありがとうございます。大変な病気を克服されたのですね。糖尿病の場合乳ガンと違ってまだ
リカバリできるところがいいところかもしれませんね。ただし絶え間ない努力が必要ですけど。努力し続けるためにはこういったサイトを活用して体験者の話を聞いて参考にするのもいい方法だと思います。
3回の膵炎の後、8年後に糖尿病と診断された方
北海道 M・Hさん
初めまして、当方51歳、身長173cm、体重77kgでとうとう糖尿病になりました。
飲酒は毎日ビール3本、焼酎は500cc、大食漢でした。
仕事は自宅でまったく動かず、パソコンの前にこなすだけ。そんな訳で、
38歳、41歳、43歳の時に急性膵炎を患い食餌療法と運動で克服。
同時に42歳で禁煙。膵炎が治るとまたもや動かず暴飲暴食。
おかげで42歳のとき68kgの体重が現在77kgです。
そして3年前、一回目の通風、翌年2回目の通風になりました。
当時の血液検査では糖尿病の心配はありませんでした。
しかし今週の火曜日、朝起きてしばらくすると心臓に不整脈が・・・。
あまりに苦しいので近所の国立病院に行き、すぐさま採血と心電図をとりました。
不整脈は点滴で少し収まりましたが、診断結果は発作性心房細動とのこと。
しかし医師曰く、「発作性心房細動はすぐに死に至ることはないが、問題は重度の
糖尿病、高脂血症、肝臓障害がありこのままでは60歳までに脳梗塞、ガン、
失明などが起き大変なことになります。来週また検査に来てもらい、食事の
指導を受けてください」と言われてしまいました。
数値は
血糖値 240mg/dl HbA1c 11.1% 総コレステロール 494mg/dl γ-GTP 405
でした。
私も貴殿と同じように自覚症状があまりありませんでした。
ただ同じように口内が乾くのでいつも水を飲んでいました。また目も乾き目薬と洗浄を
行っておりましたが、最近視力の低下が著しくなりました。さらに先週は立ちくらみ
酷くなっていました。それでも暴飲暴食しておりました。
そしてとうとう糖尿病と相成りました。しかし、しかし、
私は超ポジティブな人間でして、よし糖尿病を治そう!これままではいかん。
絶対、酒を呑める身体に戻してやると(医師からは飲酒可と言われています)と思い
ネットで糖尿病のことを検索しまくり、ほぼ病気の事、毎日の食事とカロリー計算と、
運動療法などを理解する事ができました。そんな時、貴殿のホームページを
発見し拝見させていただきました。読み進むうちに貴殿の前向きな姿勢に、
いたく共感し、突然で失礼ながらメールを差し上げました。
自分事で恐縮ですが、火曜日から食餌療法をはじめました。
運動はまだ近所にお使いに行くくらいで、
来週からウォーキングを始めようと思っています。
貴殿をお手本に糖尿病と付き合ってみます。
本当に貴殿のホームページに元気ずけられました。
長文、誠に失礼致しました。心から御礼を申し上げます。
北海道 M・Hさん(その後の経過をお知らせいただきました)
以前メールを差し上げたM・Hでございます。
昨年11月25日に糖尿病が発覚して40日が過ぎました。
それからは毎日4~6kmの散歩、1,000回のステッパー、腹筋30回、足上げ腹筋100回、
腕立て伏せ45回、柔軟体操5分、チューブロープによる腕の強化200回、
4kgの鉄アレイで腕の強化70回をしておりました。
さらに血糖コントロールに良いとされるサプリメントとして、
DHCのアルファー・リポ酸、亜鉛、イチョウ葉エキス、DHA、
肝臓のためにウコン、
目のためにアスタキサンチン、ルテイン、わかさ製薬のブルーベリーアイを、
そして筋肉ために大豆プロテインを毎日40gを毎日飲み、
1日1,500~1,600kcalのカロリー制限をして、もちろん禁酒もしておりました。
ただ大好きなビールの味が忘れられず週に一日だけ、ホッピーを飲んでいました σ(^_^;)
(350mlでカロリーは36.3kcal、アルコール分0.8%なので自分で許してしまいました)
11月25日の数値は、
血糖値 240mg/dl HbA1c 11.1% 総コレステロール 494mg/dl γ-GTP 405この時点では血液がドロドロで計測不能の項目もありました。(数値はすべて空腹時の計測)
2回目の12月1日の数値は、
血糖値 240mg/dl HbA1c 11.1% 総コレステロール 503mg/dl γ-GTP 405前回測定不能だった中性脂肪は 5225mg/dlでした(栄養士はこんな数値を見た事がないと驚いていました)。(数値はすべて空腹時の計測)
3回目の本年1月5日の数値は、
血糖値 86mg/dl HbA1c 6.7% 総コレステロール 156mg/dl γ-GTP 62
中性脂肪 85mg/dlに改善!!!(数値はすべて空腹時の計測)
医師と栄養士の方々は「こんなに短期間でこれだけの数値の下がった人は初めてです!」と
驚いていました。
彼ら曰く、血糖値がこれだけ下がったのは元々、膵臓からはインシュリンが出ていたにも
かかわらず、あまりの暴飲暴食でインシュリンの製造が追いつかなくなっていたようで、
食生活の改善、運動、体重減少によりインシュリンが活動できる体内環境に
なったようだとのことでした。
また血糖値を計測する機械の購入もしなくていいそうですし、
最終の検査を4月に行ったら次回からは、自宅近所の医院で半年に1度くらいの検診を受ければ
良いとの事でした。本当に嬉しい限りです。
体重も8キロ減り現在は69kg。後4kgで標準体重です。栄養士さんによると標準体重になれば
食事も1,800kcalまで増やして良いとの事でした。飲酒もほどほどなら良いとの事でした。
回の糖尿病で何が嬉しい(変な表現ですが)と言えば痩せた事です!
昔、来ていたジャケットやズボンが着られるようになりました。
みんなには、若返ったと言われます。
糖尿病を知らず放置していたらどうなっていたことやら。
また、貴殿のホームページを知らず、運動の大切さを知らず、
気持ちの持ち方ひとつで病状が違う事を知らずにいたら、落ち込み、
悩んでいたことでしょう。この場を借りてお礼を申し上げます。
昨日は家族と祝杯を上げました。私はキリンの糖質0の発泡酒でしたが、
40日ぶりの酒のなんと美味しい事か!!!嬉しさのあまり1,350mlも呑み、
さらに焼酎も600ml(ボトルほぼ1本)も蕎麦茶割りで呑んでしまいました(猛反省)m(_ _)m
また今日から禁酒ですが、一月に一回だけご褒美に少量だけ呑みたいと思います。
これからも楽しく呑むためにも糖尿病と共存してきますので、
また何かの折りにメールをすることがあるかと思いますが何卒お許しください。
大変な長文になりましたことお詫び申し上げますとともに、お礼を申し上げます。
管理人より :H・Mさん メール本当にありがとうございました。私の体験が糖尿病克服のモチベーションへとつながってほんとうにうれしいです。H・Mさんの体験した糖尿病の症状や治療法もきっと他の糖尿病に悩む人々の力になることと確信しております。
見過ごされやすい糖尿病の症状
当時としては何てことのない出来事で今にして思えばそうだったのかという症状です。
日常生活に不自由することはなかったので見過ごしていました。
1、のどがよく乾くようになった
血糖値が一定の値を超えるようになると血液の浸透圧の関係で体が非常に水分を 欲します。
つまりのどが渇きやすくなるのです。塩辛いものを食べ過ぎるとのどが渇くのと 同じ原理です。
2、おしっこによく行くようになった
腎臓が大量の糖を薄めるために水分を多量に排出します。つまり頻尿となります。
3、体が疲れやすく疲れがなかなか取れない
インスリンの不足や抵抗性によって筋肉にエネルギー源が取り込まれない状態が
続くと体が疲れやすくまた疲労がなかなか回復しなくなります。
4、足がよくつるようになった。
筋肉にエネルギーが取り込まれなくなると痙攣を起こしやすくなり、また高血糖が長く続くと 血液循環が悪くなりよく足がつるようになります。
5、食事をした後なのにすぐおなかがへる
カロリーの多くを尿により失うために強い空腹感を感じるようになります。
6、ちゃんと食べているのに体重が減っている
やはりカロリーを尿で失うために体重が減少します。
またインスリンが不足すると余剰の糖を 脂肪へ合成することができないためやはり痩せていきます。
6、おしっこが甘いにおいがする
これも血液の浸透圧の関係です。40歳を過ぎて夜中によくトイレに行くようになれば 高血糖を疑わなければなりません。尿が甘酸っぱいにおいがすれば糖尿病の疑いが かなり高くなります。 以上の項目で該当する数が多いほど既高血糖 になっている可能性が高いでしょう。
すでに糖尿病の進行が疑われる症状
1、手足がしびれる
合併症として糖尿病性多発性神経障害があり 両手、両脚、両足の神経が損傷すると、
感覚が異常になりしびれやすような、 または焼けるような痛みがおこることがあります。
しかし最も怖いのは感覚がなくなる神経麻痺の症状です。
特に足の感覚がなくなると火傷や切り傷、擦り傷を 知らないうちにしていることがあり、
治療が遅れ少しの傷でも重症になってしまうことがあるのです。
糖尿病で足を切断する人は神経麻痺が原因になることが多いのです。
2、血圧が高い
高血糖患者の約半数は高血圧症です。
3、視力が落ちてきた
高血糖状態によって血管が弱くなり、
眼球内で出血を起こすと糖尿病網膜症(とうにょうびょうもうまくしょう)を引き起こします。
放置した場合には、最終的に失明に至ります。
4、すり傷、切り傷が治りにくい
血糖値が高いと、白血球は感染に対して有効に働くことができません。
したがってさまざまな感染症にかかりやすくなり
傷が化膿しやすくなります。
つまり、細菌に対する抵抗力が落ちるのです。
5、急に水虫になった
感染症は特に皮膚に現れやすく水虫になりやすくなります。
これも抵抗力が落ちることによって引き起こされます。
****---****
この病気はとても静かに進行します。なかなか発見しにくい病気なのです。
実際私も、喉の違和感から受診し最終的に糖尿病が判明しました。
今にして思えば喉の違和感というのは合併症による神経障害の症状であったと
思われます。
上記の症状があるからといって病気であるとは限りません。 しかしひとつの症状から糖尿病が発覚することも多いのです。 思い当たる方はそれを受診のきっかけにしてみてはいかかですか?
体験記でも書いていることですが、わたしの場合の喉の違和感から心配になり
内科医院を受診しました。
そして喉の違和感の原因を探るうちに糖尿病が発覚しました。
ということは、それ以外はたいした症状もなかったということなのです。
喉の違和感は結局、高血糖の神経症状のひとつであろうと言うことなのですが、
もし、喉の違和感を放置していたとすればますます進行し結局ほかの合併症を引き起こし、
後戻りの出来ない状態になっていたことでしょう。
実際、糖尿病の発覚は合併症が現れて気づくことが多いのです。
それほど高血糖と言うこと自体は何の症状もないのです。
糖尿病の症状のページでは受診のきっかけになる兆候を挙げてみました。
決して脅かしではありません。
ただもしあなたの血糖値が高いのならそれに気づくきっかけとして理解してください。
※私が子供のころお世話になった外科病院の先生が糖尿病で両膝から下を切断されました。
病気に詳しいはずのドクターが診療科目が違うとはいえそこまでになるとはいささかショックでした。
お仕事の事情もあるのでしょうが病気とは知識だけでは改善しないことが思い知らされました。
つまり糖尿病と戦うのは今日、今からの行動が不可欠なのです。