糖尿病は、新型コロナウイルスによる肺炎の重症化リスクの一つです。
もし感染すれば命に係わるかもしれません。
実際のところよくわからない
日本糖尿病学会のホームページには以下のように書かれています。
もともと血糖値が高いと白血球や免疫にかかわる細胞の機能が低下することが分かっていました。
私は最初、合併症の出ている方についてのリスクであって現在血糖値をコントロールできている方には関係ないかもしれないと思っていました。
しかし、血糖値の高いこと自体が重症化リスクであるようです。
実際糖尿病の人は健常者より1.75倍も肺炎にかかりやすいという報告があります。
現在合併症もなく血糖値をコントロールできている人でも安心はできないということです。
ということで、何とか新型コロナウイルスに感染しないよう努力する必要があります。
私は花粉症があるのでマスクはある程度備蓄がありました。
しかし手指消毒用のアルコールが切れてしまい入手が困難になってしまいました。
ドラッグストアを何軒も回っても消毒用アルコールが見つかりません。
アマゾンで調べても上の画像のごとく品切れかぼったくりのどちらかです。
私は人と接する仕事なので帰宅時は気を使います。
自宅には78歳の母もいます。
どうしても消毒用アルコールはほしいアイテムです。
そこで消毒剤から調べ始めていろいろ勉強していきました。
強力な消毒剤は安価に手に入ります。しかし強力ななものは人体にも有害です。
手指が消毒できるような人体に優しい消毒液はなかなか見つかりません。
しかしノロウイルスからたどって行くとやっと見つかりました。
その名前は次亜塩素酸水です。
食塩水を電気分解してできる液体でもともと食塩水からできるので残留物もありません。
濃度を薄くすればうがいに使うこともでき、実際、歯科医院では使っているところもあるほどです。
もちろん手指消毒も可能です。
アルコールでは除菌できないノロウイルスも次亜塩素酸水なら簡単に除菌できます。
しかもアルコールに比べて毒性はありません。
次亜塩素酸水の使用目的別濃度
次亜塩素酸水は500ppmの濃度で販売されていることが多いです。
ppmとは0.0001%の事で100万分の1です。
500ppmは0.05%のことになります。
吐物、糞便の後始末後の消毒 500ppm
ドアノブやテーブルの除菌 100~250ppm
手指や皮膚、加湿器による噴霧 10~50ppm
次亜塩素酸水はPhによって濃度使用や目的が違ってきます。
一般家庭で除菌に使う場合は微酸性次亜塩素酸水を使います。
phは5.5~6.5の物です。
購入する場合はPhも調べて購入しましょう。
空間除菌という考え方。
空間除菌という考え方
上記の濃度の記述にもありますように次亜塩素酸水は超音波式加湿器で噴霧することで空間除菌ができまっす。
マスクをしていても髪の毛や洋服に着いたウイルスは除菌できません。
外出から帰った際、手洗いうがいの後、来ていた服を脱ぐ時、髪の毛を整える時そこにあるウイルスがまた手につきます。その手で鼻や口、目を触ると容易に感染します。
早い話、マスクなどほとんど防御効果はないと言えます。
他人に飛沫を飛ばさないようにすることがマスクの真の目的です。
そこで俄然注目されるのが、空間除菌という考え方です。
家庭用で空間除菌するには次亜塩素酸水を超音波加湿器で蒸散させるのが一般的です。
そうすることにより、空間そのものの浮遊ウイルスはもちろん除菌できない髪の毛や洋服、テーブルやドアノブなどもまとめて除菌できます。
しかし、次亜塩素酸水も品薄になってきました。
上記の製品はすでに手に入りません。
そこで少しお高くなりますが家電領域で次亜塩素酸水を自ら作って自動で蒸散するものがパナソニックから販売されています。名前は次亜塩素酸空間除菌脱臭機ジアイーノです。手に入るうちに確認する価値はあると思います。
外出から帰宅したら動線を考えましょう
マスク、手洗い、うがい。
新型肺炎に限らず様々なウイルスなどに感染しないためにできることです。
新型コロナ以前よりさんざん気化された言葉です。
しかし、それでも感染してしまいます。
よく考えてみるとやり方や順番、など厳密にいうといろいろな落とし穴があります。
手洗いをした後着替えをしたら衣服に付いたウイルスがまた、手に付着するでしょう。
うがいを先にしても手洗いを後回しにすると手に付いたウイルスが口を手で触ることにより体内に侵入するでしょう。
外出から帰ってきてウイルスが付着していると思われるものは手だけではありません。
マスクはもちろん
衣服
靴
髪の毛
顔など露出部分。
つまり外気に触れるところは殆どウイルスが付いていると考えて間違いありません。
ですから帰宅後の行動は単に手洗いやうがいでは防ぎきれないと言えます。
それぞれの順番や動線、行動に気を付ければ手洗いやうがいもムダな行為になってしまいかねません。
理想的な帰宅後の動線
↓
できるだけ何も触らずに風呂場へ直行
↓
衣服を洗濯機の中へ入れ洗濯度のまま入浴する。
↓
当然髪も洗います。
↓
浴室には消毒剤を置いておき、着替えたのち触ったものを消毒(風呂場のドアノブなど)。
洗えない衣服の問題
異常の動線で行動すれば